みずの

2016年9月4日2 分

RS感染症かなと心配になったとき

おはようございます。
 

 
昨日もRSウイルスで呼吸が苦しそうな赤ちゃんが何人もいらっしゃいました・・お母さまも不安でいっぱいになります。


 

 
上のお子さんがいて、咳・鼻汁がでている場合(今の季節でこのような症状があったらRSウイルス感染が疑わしいです)、

赤ちゃんが熱がある、咳が出始めたなど気になる症状があれば(赤ちゃんに上のお子さんからRSウイルスがうつった可能性が高いと考えます)、早めに受診してください。
 

なお、RSウイルスの検査が保険でできるのは以下の場合になります

1.1歳未満の乳児

2.入院中、あるいは入院が必要と判断された方

3.パリビズマブ(シナジス)が適応となるお子さん

ですので、これらに当てはまらない場合は自費となり、診察料もおなじく自費となってしまいますので1万円以上かかることもあります。


 
なんで検査ができないの!?と思われるかもしれませんが、

RSウイルスには特効薬がないので一般的な咳や鼻のお薬になってしまうのです。ですので診断をつけることが最も重要というわけではないとご理解ください。

RSウイルスにかかったかな?と思われる赤ちゃんにおっぱいやミルクをあげるときは、

できるだけ体を起こしてあげてください。

私たち大人でも、鼻がくるしいときは起き上がると楽になりますね。

赤ちゃんが哺乳するときはできるだけ呼吸が楽になる姿勢を取らせてあげてください。
 

 

 
台風が近づいて天候にも注意が必要です。このようなときは咳もひどくなりがち・・どうぞ無理な外出はせずゆっくりと日曜をお楽しみくださいね
 

 

 
今日も皆様にとっていいこと、素敵なことがいっぱいありますように!!

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