drmizunosmilechild

2017年4月28日3 分

9ヶ月、離乳食を遅らせたいのですが、、、

 むー

9ヶ月

離乳食をかなり遅らせたい

ご相談内容とは、離乳食を10ヶ月頃からスタートしても良いかどうか、

またスタートした場合どのようなプランで進めれば良いかです。
 

 

 
7ヶ月で、10倍粥から普通にスタートしたと同時に顔が腫れ、蕁麻疹を起こしました。
 

 
そこから2週間離乳食ストップし、血液検査をしたところ、

米アレルギーはなかったのですが、卵白12.10UA/ml、ミルク0.37UA/mlのみ検出されました。
 

 
そこから離乳食を食べるたび毎回ではないですが、

頻繁に蕁麻疹を出すようになり、肌が荒れ、

うんちの色も母子手帳の7番に近くなり、便秘になりました。


 
それに本人がしょうがないから食べているような感じで、楽しくなさそうです。
 

 
担当医からは、アレグラドライシロップ5%0.3gを飲ませながら、

ミルクも卵も食べさせるように言われました。


 
でも、どうしても薬を飲ませながら離乳食を進めるのは抵抗があり、

1ヶ月ほどお粥と野菜のみで続けましたが、

子どもが8ヶ月の時に離乳食をやめてしまいました。
 

 

 
やめた結果、蕁麻疹や肌荒れがなくなり、

うんちも4番になり、本人も元気で問題なさそうでした。
 

 

 
そこで、今、離乳食をいつ始めるか、始めた場合どのように進めたらいいか、

ということで悩んでいます。
 

 
10ヶ月というのはネットでたんぱく質が分解できるようになるのが

10ヶ月と読んだからで、特に根拠はありません。
 

 

 
出産は特に問題なく、生まれは3002g、

完全母乳で、9ヶ月現在は9300g74センチ、歯は4本と成長はしっかりしています。
 

 
発達は少し遅れ気味で首すわり5-6ヶ月、9ヶ月現在ずりばい中です。
 

 
よだれは垂れないタイプで、夜は12時間寝ます。
 

 
大人が食べるところは見てるけれどあまり興味を示しません。
 

 

 
相談内容は以上です。
 

 
長文になり申し訳ございません。
 

 
お忙しい中お手数おかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

ご質問ありがとうございます

まずなぜ離乳食が必要かという話になります

鉄がたりないと貧血だけではなく学習障害にも関係してきます。

6か月をすぎたら母乳の鉄分では不足します。

ですので米国小児科学会は6か月をすぎたら鉄を含む食材をあたえるよう提言しています。

とくに体重増加がよいお子さんでは血液をつくる材料として鉄がたくさん必要になります

母乳の鉄分をふやすことはできませんので、

食事として鉄を多く含む食材をあたえることが大切なのです。

また、アレルギーを防ぐためにも適切な開始時期があり、

それは7か月までといわれています

お肌はスキンケアと軟膏による治療でよくしていくことが大切ですが、

お肌と離乳食をリンクさせないほうがよいと思います

かかりつけの先生とよく相談されるようになさってください

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