年末になりみなさまお忙しいことと存じます。
食品の管理もついついおろそかになったりしてませんか?
いまはノロウイルスもはやっているのでご注意くださいね^^
さて・・妊娠中の女性がかかるとご自分もそうですが、
おなかの赤ちゃんにもおおきな影響を与えかねない感染症について
年末スペシャルでお届けいたします 妊娠中の女性でなくても周囲の方にぜひお伝えくださいね その1:リステリア感染症 聞いたこともないぞ!という方が多いこととおもいます。
リステリア感染症は食中毒の一種です。
健康な大人ではあまり問題になりませんが、妊娠中の女性や赤ちゃんに感染すると流産したり、
亡くなったりすることもあります。
妊婦さんは健康な大人より20倍以上も感染しやすいというデータもあり、
10~40歳でリステリア感染症にかかった方のうち60%は妊婦さんだったそうです。
妊娠後期に感染しやすく、熱がでてきづくことがおおいのですが、
症状がでないことも少なくありません。
どのようなことに気を付ければよいのでしょうか?
感染源はこの菌に汚染された食べ物です。
殺菌処理をしていない牛乳、ナチュラルチーズ、コールスローなどの野菜サラダ、
肉や魚の加工品(ソーゼージ、コーンビーフ、サラミ、スモークサーモン、カニカマ、エビ、
スモークムール貝など)が原因となっています。
また、牛乳が使われるアイスクリームやバターも原因となることがあります。
リステリア菌は熱に弱いので、加熱殺菌した牛乳やプロセスチーズが問題となることは
あまりありません。
ただし、冷蔵庫内でも増殖できますので保存するときは冷凍庫を利用しましょう。
リステリア菌はこれらの食品を食べてから症状がでるまで通常、3~4週間くらいあります。
対策は肉、魚、その加工品は完全に加熱すること、
野菜はよく洗ってたべること、生の食材をさわったあとは手洗いをしっかりすること、
また、食器、包丁、まな板もよく洗いましょう。生肉は野菜や調理済の食品とは別にしましょう。 知っていれば防げたのに・・・をなくすためにもみんなで情報を共有しましょう 今日も皆様にとっていいこと、素敵なことがいっぱいありますように!!